モーグル

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スキーは、国民的娯楽として広く普及しています。冬になればスキー場に出掛けてスキーを楽しむ人も多いでしょう。しかし、趣味のスキーはともかく、競技としてのスキーはどうでしょうか。残念ながら、日本のスキーレベルは低いと言わざるを得ません。オリンピックなどの世界大会でまともに外国と戦える競技にはジャンプ競技がありますが、ここ数年、あきらかに日本つぶしと思われるルール改正により、上位入賞もままならなくなっています。しかし、日本にはもう一つ、世界で戦える競技があります。モーグルです。

モーグルとは

モーグルとは、テレビで放送されることもありますのでわかる人も多いかと思いますが、コブのある斜面を滑り降り、そのスキーのターンとスピードと途中のジャンプ台で2回行うエアの3つの要素を総合的に競う競技です。スキー競技の中では、フリースタイルというものに区分されます。

モーグルで使う道具

モーグルは滑るスキー競技ですから、当然スキー板とストックが必要になりますが、通常のアルペン競技(滑降とか回転とか大回転とか)よりも短いストックを使い、長いスキー板を使います。

モーグルの採点方法

モーグルは、ターン15点、エア7.5点、タイム7.5点の合計30点満点で採点されます。当然、一番点数の多い人が優勝になります。

ターン

ターンの技術を採点します。モーグルはコブのある斜面を滑り降りてくる競技ですが、そのコブの合間合間を滑ってきます。この合間のところでターンするわけですが、この時の技術を採点するわけです。5人の審判それぞれが5点満点で採点し、一番高い点と一番低い点の2つを除いた3人分の得点の合計がターン点になります。

エア

モーグル競技中に2回行われるジャンプ中の演技につけられる点数です。この2回のエアは違うものを行わなければなりません。1回のエアの最高得点は3.75点です。2人の審判が独自に採点し、その合計点の平均を取ったものがエアの得点になります。モーグル競技の中で一番派手なところです。

タイム

スタートからゴールまでのタイムを得点化します。満点は7.5点です。当然、タイムが速ければ速いほど得点が高くなります。

モーグル観戦のポイント

モーグルを見ていると、ついつい派手なエアだけに目が行ってしまいがちです。実際に会場でモーグルを見ていると、エアの時に観客が一番歓声を挙げています。しかし、今見たように、エアの得点比率は25%しかありません。勿論、エアも重要な要素であるのは間違いないですが、一番重要なのはターンです。しかし、素人目から見ると、ターンの点数のいい悪いは判別しにくいですね。ターンの善し悪しを判別できるようになるのがモーグル観戦をより楽しく見るための秘訣と言えそうです。

モーグル界の現状

現在、モーグル人口が激減しているとの話があります。これは、エアの技術が進歩しすぎて、一般の人がとてもできるものではない技が多くなり、敷居が高くなってしまったのが原因と考えられます。あんな縦回転なんて、やれといわれても無理です。見ている分にはいいですけど、実際にやるとなると・・・、そう思う人が多くなるのも無理はありません。また、モーグルを実際にすることができるスキー場が数える古来しか存在しないことも競技人口が減っている原因の一つだと思われます。現在は世界的な選手も日本にはいますが、この先を考えると、決して未来は明るいものではありません。今後、モーグルをやろうと思う人は増えてくるのでしょうか。


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