納豆やおくらの様にネバネバとした独特な食感を持つとろろ、食べ方としては蕎麦やご飯にかけるのが一般的です。特に麦飯にとろろをかけた「麦とろご飯」が数年前から人気を高めつつあります。
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とろろは山芋をすりおろしたもので、乾燥状態にしてお味噌汁などに入れるとろろ昆布とは全くの別物です。その特有の粘りを好む人は多く、同じ粘り気がある食品である「おくら」などとも相性は抜群です。和菓子を代表とする一部のデザートに使用される場合もあります。様々な健康効果や低カロリーと言う点から、ヘルシー嗜好の人に高い人気を誇っています。
とろろの特徴とも言えるネバネバは「ルチン」と言う成分の働きによるものです。このルチンには様々な効能が含まれており、体力の回復やコレステロールを下げる働きがあります。整腸作用も備えた非常に低カロリーでヘルシーな食品ですので、ダイエット中の方や夏バテ気味の体力が低下している人にオススメです。麦とろご飯は本来、消化のあまり良くない麦飯を用いている事から健康に良くなさそうに思えますが、とろろの持つ働きによって消化の促進が促されます。とろろによって麦飯の欠点を補う事で糖尿病の予防など健康的な料理になっているのですね。また、とろろとしてだけでなく、山芋そのものも「山薬」として昔から漢方薬などで重宝されてきた食品です。
とろろが皮膚に付着すると痒みを覚えますよね、あの痒さに苦しめられた人も少なくは無いでしょう。アレはとろろの原料となる山芋に含まれる「シュウ酸カルシウム」と言う成分が原因です。この中には非常に小さな針状の成分が含まれており、すりおろす際に破壊された細胞を伝って肌へと付着します。その針の刺激によって痒さを感じてしまうのです。すりおとした際に手で触れた事で痒くなった場合、お酢やレモンを使って洗浄すれば痒みが抑えられますので痒さが我慢出来ない方は試してみましょう。
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