国家公務員

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公務員には国家公務員・地方公務員・国際公務員があります。国家公務員とは、国民のために国の機関で働く人をいいます。毎年人気が高い職種です。しかし、国家公務員といってもいろいろあって、どのような仕事があるのか解らない人も多いのではないでしょうか。国家公務員の実態に踏み込んでみたいと思います。

国家公務員とは?

公務員は大きく分けて国家公務員と地方公務員に分けられます。国家公務員は、一般職・特別職・専門職に分けられます。一般職とは、現業職員1種〜3種・非現業職員(非常勤のアルバイトみたいなもの)・検察官などがあります。特別職とは、大臣・副大臣・裁判官・裁判所職員・国会職員・防衛庁職員などのことをいいます。専門職は自衛官・防衛庁職員1種〜3種・国税専門官などがあります。国家公務員は大学〜大学院卒業程度の1種、大学卒業程度の2種、高校卒業程度の3種に分けられます。国家公務員1種はキャリア・幹部候補生と呼ばれ、ほかの国家公務員と比べても上に上がるスピードが違います。移動が多くなったり指導の立場につくことが多いので、責任感のある人に向いています。決して安定しておいしい仕事という訳ではなく、残業も普通にあります。

国家公務員のメリット

人事院により、公平に採用される

職務内容において、男女の格差が少ない

景気に左右されにくく、一定の給料がもらえる

週休二日制など、労働条件が良い

国のために働くというやりがいがある

国家公務員共済組合法

国家公務員共済組合法とは、国家公務員である職員や被扶養者の予想していない出来事に対し、相互扶助を基本とし、共済組合の制度を設けたものです。この法令により、国家公務員とその家族の生活は守られています。

国家公務員の給与(平成18年時点)

国家公務員の給与は、職種ごとに棒給表によって決められています。給与には、基本給に地域手当・扶養手当・ボーナス・通勤手当・住居手当があります。地域手当を含んだ基本給は次の通りです。

国家公務員一種

行政職員20万2.496円・警察官など22万6.904円・研究職員21万7.751円・少年院の教官23万2.667円

国家公務員二種

行政職員19万2.326円・研究職員19万7.524円・警察官など22万3.401円

国家公務員三種

15万6.392円

国税専門官

22万576円

労働基準監督官

19万4.247円

法務教官採用試験

21万8.542円

航空管制官

19万2.326円

入国警備官

18万348円

皇宮護衛官

18万348円

刑務官

18万348円

航空保安大学校学生

15万6.392円

海上保安学校学生

13万8.400円

海上保安大学校学生

13万8.400円

気象大学校学生

14万3.936円

国家公務員宿舎関係法令

2007年4月から、国家公務員宿舎関係法令が適用されます。国家公務員の宿舎は異常に安いということはよくメディアで取り上げられています。都心のある地域では通常の10分の1で広いマンションに入れるとか。2005年4月と2007年4月に値上げが決まっていますが、築経過年数による家賃の下がり具合が大きくなっているので、結果として家賃が上がったといっても、あまり感じないかもしれません。地域や築年数によって異なりますが、一般の人が払う家賃で新築の広い部屋に入れるので、まだまだ待遇が良いようです。

国家公務員の退職手当

国家公務員の退職手当は、(毎月のお給料×退職の理由別・勤続年数別の支給率)+調整額となっています。調整額は、退職する職員の区分により金額が定められています。勤続25年以上の職員で、定年まで10年以内に退職をする場合は、月の給与を2%(最大20%)割り増しして計算されます。

国家公務員になるには?

国家公務員の仕事は、行政職のほか、医療・福祉・教育・研究職といった様々な職種があります。自分に合った職種を選ぶことができます。国家公務員になることで、ほかではできない学習の場が設けられたり、活躍の場が広がります。国家公務員になるには、国家公務員採用試験を受験し、合格する必要があります。職種によって大学〜大学院卒業程度の試験内容であったり、高校卒業程度の試験内容であったりします。専門分野の勉強を必要とする場合もあります。多くの場合が1次試験で筆記や適正試験、2次試験や3次試験で面接や身体測定などと段階ごとに分けられます。受験勉強は、教材を購入して独学したり、大学や専門学校などで勉強したりという方法があります。人事院が採用している国家公務員のほかにも、国立国会図書館や衆議院・参議院各事務局・日本郵政公社などがあります。合格後、官庁を訪問し、働く意志を表明することで採用されます。

国家公務員の採用試験

大学卒業程度

国家公務員一種試験

一般教養・総合試験・面接のほか、行政・法律・経済・人間科学・理工・農学の専門試験があります。

国家公務員二種試験

行政・物理・機械・土木・建築・化学などの区分に分けられます。試験内容は、一般教養・各専門区分の論文・記述試験・面接があります。

国税専門官採用試験

国税専門官とは、納税の調査・指導などを行います。一般教養・面接・身体検査のほか、必須科目(民法・商法・会計学)と選択科目(憲法・行政法・経済学・財政学・経営学など)による専門試験があります。

労働基準監督官採用試験

労働基準監督官とは、工場などが法に基づいて適切に運営されているかを検査します。一般教養・面接・身体検査・身体測定のほか、必須科目(労働法・労働事情など)と選択科目(機械系・電気系・土木系などの基礎)による専門試験があります。

法務教官採用試験

法務教官とは、社会に適応できなかった少年の社会復帰を助ける仕事をします。一般教養・専門試験(心理学・教育学・社会学など)・面接・身体検査・身体測定があります。航空管制官採用試験:航空管制官とは、空港などの現場で、飛行機の離着陸や航行の指示をします。一般教養・適正試験・外国語試験・面接・身体検査・身体測定があります。

高校卒業程度

国家公務員三種試験

一般教養・適正試験・作文試験・(電気・機械・情報など)専門試験・面接・身体検査があります。

海上保安学校学生採用試験

海上保安学校学生とは、海上保安庁や海上保安部で海洋観測や測量・海路の管理などを行います。船舶運航システム課程・航空課程・情報システム課程・海洋科学課程があります。一般教養・数学や英語などの学科試験・作文試験・面接・身体検査・身体測定・体力検査・適性検査があります。

海上保安大学校学生採用試験

海上保安大学校学生とは、4年間勉強し、初級幹部として海の安全を管理します。数学や英語などの学科試験・一般教養・作文試験・面接・身体検査・身体測定・体力検査があります。

入国警備官採用試験

入国警備官とは、入国管理局や入国者収容所入国管理センターなどで収容者や施設の管理を行います。一般教養・作文試験・身体検査・身体測定・体力検査があります。

皇宮護衛官採用試験

皇宮護衛官とは、皇宮などの護衛・警備をします。一般教養・作文試験・面接・身体検査・身体測定・体力検査があります。

刑務官採用試験

刑務官とは、刑務所に収容された人の生活の指導・職業訓練の指導などを行います。一般教養・作文試験・面接・身体検査・身体測定・体力測定があります。

航空保安大学校学生採用試験

航空保安大学校学生とは、研修修了後、空港などの現場で飛行機の離着陸の支持や保守点検などの業務に携わります。 航空管制科・航空情報科・航空電子科があります。一般教養・適正試験・数学や英語などの学科試験・面接・身体検査・身体測定があります。


気象大学校学生採用試験:気象大学校学生とは、4年間教育を受けたあと、全国各地の気象庁で幹部候補生として気象に関する業務に携わります。船に乗って気象観測・調査を行ったり、気象に関する研究を行います。数学や物理、英語といった学科試験・一般教養・作文試験・面接・身体検査があります。


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