グラインダーというのは日本語にすると研磨機ですが、意外なほどに種類があります。その上、アタッチメントや刃を変えることによってさらに色々な材質に対応できてしまいます。ここではそんな便利なグラインダーについて説明して行きます。
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グラインダーとは
グラインダーが刃、または砥石部分が高速回転することによって対象物を磨く・削る・切断するという加工を行うための工作機械です。大抵のグラインダーはいろいろな砥石を取り替えることによって切断から研磨まで自由にこなせる万能工具です。
グラインダーを扱う資格
実は回転といしを取り替えるには資格が必要です。グラインダー特別教育などと呼ばれるこの資格がないと砥石の交換や試運転などはしてはいけないことになっていますが、18歳以上であれば数時間の受講で資格が与えられます。試験があるわけではないので資格ではなく特別教育に分類されます。
グラインダーの種類
グラインダーは、まず大きく分けて本体をもって材料を磨くタイプと、材料を持って本体に近づけることによって磨くタイプがあります。材料を持つタイプは本体が大型で安定していますし、パワーも強いものが多くなります。本体を持つほうは軽く、小回りが利くようになっていますので目的に応じたものを使いましょう。
卓上グラインダーについて
本体据え置きのタイプがこの卓上グラインダーです。大きくてパワフル、しかも安定性が高いので確実な仕事が期待できますが、高価ですしあまり一般家庭で使う機会は無いでしょう。工場などによく設置されているのがこれです。
ハンドグラインダーについて
本体を手で持つタイプがこれです。ハンドグラインダーといいつつ砥石の大きさが40cmくらいのものから10cmくらいのものまで様々です。砥石が10cmくらいのタイプはベビーサンダーとか単にサンダーと呼ばれます。このベビーサンダーはかなり砥石の種類が多いのでかなり多用途に使えてしまいます。
マイクログラインダーについて
上で紹介したベビーサンダーは本体と砥石が同じ方向を向いていますがこのマイクログラインダーは本体と砥石がT型になります。マイクログラインダーは細かい作業がやりやすい反面、その形から安定させづらいという弱点もあります。ベビーサンダーとマイクログラインダーは用途によって使い分けると便利です。
グラインダー砥石の種類
グラインダーは砥石の種類を知って、目的にあったものを使用しないと作業効率が落ちますし、なにより危険です。ここでグラインダーの代表的な替え刃を紹介していきましょう。
グラインダー用金属刃
グラインダーの基本の刃だと思いますが、ほんとに真っ黒いディスク(円盤)がついているだけのものです。金属を切断するときに使用します。一応コンクリートも切断できますが、かなり消耗が激しいので値段は張りますが下のダイヤモンド刃を使うことをお勧めします。あとやりがちなのがディスクの側面を使って切断面を磨くことですが、これをやると危険です。
グラインダー用コンクリ刃
大抵茶色で、麦藁帽子みたいな形をした分厚い刃です。コンクリートや柔らかめの石材などを磨くときに使います。きれいに磨けますが、そのかわり切断能力はほぼゼロです。
グラインダー用ダイヤモンド刃
金属のディスクの先に工業用ダイヤモンドを塗りこんだ物です。金属・コンクリートなどを切断できてしまいます。とくにコンクリート・石材系はこれを使うとめちゃくちゃ作業が楽です。ダイヤモンドがある部分までが刃なのでそこ以外は使わないようにしましょう。また、金属を切断できますが減りが早くなります。コンクリの芯線を切るくらいにしましょう。
グラインダー用パフ・サンドペーパー
ディスク部分がパフになっているものがあります。磨きこむときにとても便利です。同じようにパフ部分がサンドペーパー式になっているものもあり、高速でサンドペーパーがけが出来ます。
グラインダー用カップワイヤー
カップにみっちりとワイヤーが生えているものです。金属を粗く磨きこんだりさびをおとしたりする時に重宝します。磨くというより削り取っていく方式なので傷ついて困るものには向きません。
グラインダーの使い方
卓上グラインダーは大掛かりで専門業者が使う場合がほとんどだと思います。そこでここではハンドグラインダーと呼ばれる手持ち式のグラインダー、その中でも使うことが多いマイクログラインダーとベビーサンダーの注意点についてお話します。
グラインダー用保護具
まずは保護めがね・長袖の服・手袋を着用しましょう。手袋は厚手のものを使用しないといけません。なにしろグラインダーは石やら金属を削り倒す工具ですから手や指など実に簡単にサクっと切ってしまいます。また火花や削りカスが飛び散りますから引火性のある物質や燃えやすいものは周りに置かないようにします。
砥石の選択
グラインダーは砥石の選択によって作業効率が断然変ってきます。目的にあったものを選択しましょう。また砥石には「一分間に何回転まで」という表示がされています。それ以上の回転数のグラインダーを使うと砥石が吹き飛んでケガをする可能性があります。砥石を取り替えたらしばらく試運転をするのも大事です。
本体はがっちり
グラインダーはきっちり握りましょう。高速回転体なので意外とハネ返されたりします。なるべく材料を固定してグラインダーを両手で操作できるようにしておきましょう。使用したグラインダーは、回転が止まるまできちんと持っておかないと思わぬケガのもとです。また、早く回転を止めようとして刃を地面に押し付けたりするのもいけません。危険ですし、吸気孔から砂埃を吸い込んで故障しやすくなります。
グラインダーを使い終わったら
グラインダーを使ったらきちんと片付けて置きます。特に砥石部分をぶつけないように気をつけましょう。同じく砥石も整理して置きます。雨にぬれた砥石はかなりもろくなるのでぬれないように保管し、ヒビやカケが見つかったら使用しないようにしましょう。
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